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EVIDENCE

調査・研究

ジアグリーンの急性経口毒性試験

<試験報告書>

 

<試験条件>

項目
内容
規格
試験方法
OECD420急性経口毒性試験準拠
限度試験(5000mg/kg)
供試検体
ジアグリーンタブレット5000
2錠を5Lに溶解(200ppm)
試験動物
片性(雌)
5週齢マウス
予備飼育
1週間
室温23℃±3℃/照明12時間/日
投与群
試験群/対照群(2群)
各5匹
検体投与
胃ゾンデによる強制経口投与
 単回投与(対照群には精製水投与)
観察期間
14日間
投与日:頻回、以降1回/日
体重測定
投与時/投与後7日目/投与後14日目
Levene検定による分散に有意差無
剖検
観察期間終了後に全例実施
肉眼的観察

<実験結果>

項目
結果
死亡例
試験群、対照群共に死亡例無し
一般状態所見
試験群、対照群共に観察期間中異常無し
剖検
試験群、対照群共に観察期間中異常無し

<体重変化>

項目
投与前
投与後7日目
投与後14日目
試験群
28.0±1.1
30.8±1.3
32.6±1.6
対照群
28.0±1.1
29.6±1.3
31.8±0.9
体重は平均値±標準偏差(g)
Studentの検定を実施した結果、両群体重差に有意差はなかった。

<結論>

雌マウスを用いた単回経口投与において、検体のLD50値は5,000mg/kg以上と判定される。